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2017年9月2日土曜日

リウマチ性血管炎に対するRTX

  • 免疫抑制および抗TNF薬が失敗または禁忌であるときリツキシマブは重症のリウマチ性血管炎の患者における選択の治療であるかもしれない。フランスのレジストリー(2012, American College of Rheumatology, Vol. 64, No. 3, March 2012, pp 331–339)で、17人(10女、7男、4人は以前にCYで治療歴あり)のリウマチ性血管炎(重症皮膚病変、多発単神経炎が多数)に対してRTX(1000mg ×2回 もしくは 375mg/m2 ×4回)を投与した結果、12人(71%)は6ヶ月後にCR、4人はPR、1人は血管炎の病勢で死亡となった。6人は6ヶ月後に再度RTX投与した。1年後に、6ヶ月後の再投与を含む14人(82%)はCRを維持した。PSLは19.2 mg→ 9.7 mgへ漸減できた。感染症は6.4人/100人年であった。


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